マレーシアのレシート~Rounding Adjustment~
こんにちは( ^ω^ )
私は人生初の独り暮らしを海外、マレーシア🇲🇾にて絶賛経験しているナウです。
生活していくために必要な食べ物、日用品など全て自分で買わなければなりません(当たり前)。日本にいた頃に比べて"お金を支払う"という行為を頻繁にするようになりました。
自分自身でどんなものにいくら費やしたのか?をしっかり把握するために
最近は1日に費やしたお金や、物の値段を深く考えるようになりました。
その中でもレシートをよく見るようになりましたね。日本にいた頃は、レシートには目もくれずもらった瞬間に丸めてポイッが鉄板だったのですが。。( ・ω・)
今日は、マレーシアのレシートに必ず記載されている?Rounding Adjustmentについて書き進めていきます!私がマレーシアに来て一番驚いたことです!
まず始めに、皆さんRounding Adjustmentという言葉を聞いたことありますか?
マレーシアに在住の方やマレーシア旅行に行かれた経験のある方はご存知かもしれません。
レシートに記載されているマレーシア独特の補助単位システム?だと思います。日本にはないシステムです。
マレーシアの通貨、リンギットの単位はセントです。
左から
- 5セント
- 10セント
- 20セント
- 50セント
の四種類になります。
会計をする際はセントの一桁の単位までの値段が記載されています。
ですが、上の画像からわかるようにマレーシアの硬貨の最小単位は5セントです。
1セント単位刻みで値段が変化するのにもかかわらず、最小セントは5なのです。
分かりやすく日本の通貨で考えると、
例えば物の値段が193円だったとします。日本のコインの最小単位は1円なので1円玉3枚を使い端数の3円を支払うことができます。
しかし、マレーシアには日本の1円玉に当たる通貨の1セントが存在しないので3円を支払うことが不可能なのです( ;´・ω・`)
そこでどうするのかと言うと、一桁単位(セント)を切り捨てあるいは切り上げで四捨五入して値段を出します。
四捨五入のルールは
- Rm1,2→0に切り捨て
- 3,4→5に切り上げ
- 6,7→5に切り捨て
- 8,9→10に切り上げ
になります。
言葉で説明しても難しいですね笑
まぁ、つまりRounding Adjustmentとは切り捨て、切り上げされた値段のことです!
レシートを見ながら解説していきます。
↓画像の赤く印したところがRounding Adjustmentです。
このレシートからわかるように私は1.98リンギットの商品を買いました。
端数が8リンギットなので10に切り上げになります。よってRounding Adjustmentの値段が0.02リンギです。結果、合計金額は2リンギットになるわけです。
このレシートからわかることを簡略化して話すと、”本当は1.98リンギットの商品を購入したが、四捨五入によって0.02を多く払いトータル2リンギット支払った”ということです。
値段を四捨五入してざっくり合計金額を出すところにマレーシアのユニークさを感じます。
シンプルに1セント導入したらいいのにと思いますが、それでも導入しない所がマレーシアっぽいですね。
ではまた次の記事で( ^∀^)
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